三田/赤羽橋 歯医者/歯科 宮田歯科
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放射能汚染の問題。

こんにちは。

宮田歯科三田診療所 医長 冨川です。

 

地震の混乱覚めやらぬ内に今度はほうれん草や水道水への放射能汚染の問題が出てきたようですね。

都内では早速飲料水がお店から見られなくなりました、、、、、、、、、。

ホントにない、、、、、、、、。

みなさんもご存知の通り、歯科ではX線による診査が診断において大変重要になっており、当院でももちろん、所謂「レントゲンのお写真」を扱わない日はございません。

そのため、現在問題になっている放射線の線量の問題も含めて、放射線について知識はありますが、現在の報道にあります放射線量であればまず人体への影響はありませんのでご安心下さい。

 

しかし、、、そうは言っても小さなお子様や妊娠中の方は心配ですよね。

 

お腹の中の子や乳幼児では身体の成長過程のまさに基礎、基盤を作る大変重要な時期であり、放射線に対する感受性も高いため、「万が一」という事も考えるお気持ちは大変理解できます。

しかし現状では、そんなお子様より全く影響がないはずの大人が「買占め」に走り、本来一番キレイな水が必要である乳幼児や妊娠中の方にキレイな水が行き届かないという矛盾が生じています。

 

大変悲しいことです。

 

被災地で避難所生活をされてる方はもちろん、貧困や内戦に苦しんでいる諸外国の方など、苦しんでいる方のことを考え出せばキリのない話ではありますが、こんな時だからこそ、やはり「みんなで助け合う」ことが大切だと思います。

それは、あせらず、あわてず、落ち着いて少しでも日々の生活を取り戻すことだと思います。

日々の生活を普通に送ること(買占めなどをしないこと)が被災地の方のため、日本を背負って立つ子供のため、日本の未来のために役立つ第一歩だと思います。

都もこういった現状を考慮して乳幼児のいる家庭への飲料水の配布を行っているようです。

 

情報も交錯し不安なことも多いですが、皆様も無理はせず、落ち着いて今できる日々の生活を送ってくださいね。

僕に今出来ることは、こんな小さなブログでも気持ち、情報を伝えることと、仕事頑張るのみです!!

 

先日の甲子園の開幕式での宣誓、感動しました。

 

「頑張ろう、日本!!」

 

 

 

 

 

 カテゴリ:その他, 東北地方太平洋沖地震, 歯科医療

歯科用レントゲン写真の放射線照射量(ミリシーベルト)について

 

このたびの東北関東大震災で被災された方には心よりお見舞い申し上げます。

 i一日も早い被災地の復興心よりお祈りいたします。

 

まだまだ復旧もままならず余震や計画停電、原発事故など不安な日々が続いていますが

皆様体調など崩されませんようお気をつけくださいね。

 

原子力発電所の事故以来、患者さまから歯科用レントゲン写真のことについて

質問を受けることが多くなりました。

 

まず、よく聞くベクレル(Bq)とシーベルト(Sv)についてですが、ベクレルとは、放射能の強さを表す単位で、シーベルトは

人体の被ばく量(放射能を浴びた量)の単位です。

レントゲン写真で受ける放射線(X線)の量は身体の組織や臓器ごとの影響を考慮して計算された実効線量(μSv)で表します。

 

弘進会宮田歯科では主に2~3本の歯を撮影する「デンタル撮影」と歯や顎、上顎洞など下顔面全体を撮影する「パノラマ撮影」

を行っております。

デンタル撮影での実効線量    4~24μSv/1撮影

パノラマ撮影での実効線量    11μSv/1撮影

 

{ちなみに胸部X線撮影での実効線量   56μSv/1撮影

      東京ーアメリカ13時間のフライト 45μSv  

 

撮影の際は、できるだけ低線量、短時間のX線照射、防護エプロンの使用などを心がけております。

歯科治療においてレントゲン写真による診断は必要不可欠なこともございますのでご理解、ご協力お願いいたします。

 

また、妊娠している可能性のある患者さまの撮影は、妊娠を確認できてからレントゲン撮影を行います。

治療も緊急のものでなければ安定期(妊娠5~7か月)に入ってからのほうが良いので

撮影が必要な際はそのころに行います。

なお、撮影の際一番心配される胎児への影響ですが、被曝量は非常に少なく(歯科用レントゲン写真では0.03~0.09μSv)、

歯科用レントゲン写真により遺伝的影響の起こる可能性は10億分の1と極めて低いといえます。

 

私たちも患者さまの不安を少しでもへらすことができるよう心がけております。

何か心配なこと、ご不明な点ございましたらお気軽にご質問ください。     弘進会宮田歯科三田診療所  藤田

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 カテゴリ:歯科医療

研修医送別会

宮田歯科三田診療所の高橋です。

 

三田診療所では毎年研修医の指導を行っております。今年度も二名の研修医を受け入れました。

先日、その研修医が8ヶ月の研修を終えるということで送別会が行われました。

 

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 8ヶ月というと短いような気もしますが、宮田歯科の一員として診療にあたってきた仲間がいなくなるのは寂しいものです。

様々なことを学んでくれたと思うので、今後の診療のなかで宮田歯科での経験を活かしてくれたらうれしいですね。

 

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歯科医師としてはこれからが第一歩。さらなる成長を期待しています!

 

 カテゴリ:歯科医療, 研修医

東北地方大平洋沖地震、復興へ願い。

宮田歯科三田診療所 宇井です。

震災発生から11日が経ちました。連日報道されるニュースを見て、微力ながら私たちに出来る事を考える毎日が続いております。

東北地方太平洋沖地震により、被災された方々、ご家族の皆様に、心よりお見舞い申し上げますとともに、1日も早い復旧をお祈り申し上げます。

当院では地震の影響により診療時間の変更をさせていただいておりましたが、3/19より通常通り、診療を再開しております。

患者様にご迷惑お掛けしましたこと、心よりお詫び申し上げます。

《節電の取り組みについて》

 照明の縮小、および各種電気機器の制限をしております。診療に影響はございません。

《計画停電について》

 港区は計画停電対象地域には含まれておりません。

http://www.tepco.co.jp/index-j.html ←その他地域情報はコチラ(東京電力HP)

《東日本大震災関連情報》

緊急用ダイヤルで伝言を残す    171+1+電話番号

緊急用ダイヤルで伝言を再生    171+2+電話番号

 

患者様にはご迷惑お掛けしますが、ご理解・ご協力をお願い申し上げます。

 カテゴリ:その他, 東北地方太平洋沖地震, 歯科医療

東北地方太平洋沖地震

宮田歯科三田診療所 医長 冨川です。

 

M9.0という過去最大級の東北地方太平洋沖地震から5日が経ちました。

 

まずは被災をされた方々に心よりお見舞い申し上げます。

1日も早い復興をお祈りいたします。

また福島原子力発電所の放射能漏れの問題や計画停電、石油不足など東京都心部でもまだ混乱が続いていますね。

トイレットペーパーや電池、お米などが手に入りにくい状態のようです。

 

当院でも節電のため電気類の使用は極力抑えた状態で診療いたしております。

国際ビル自体も節電のため多少廊下が暗い状態です。

患者様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご協力お願い申し上げます。

 

こんな時だからこそ皆で協力して自分にできることを頑張っていくしかないですね。

節電、募金、、、、、、、あとは仕事ですね。

 

昨日テレビにて被災された高齢者の方が「カンパンなど食料物資が配給されても乾燥食品は硬くて食べるのが大変」とインタビューに応じているのを見ました。

防災対策を考えた時に、食料や水、ラジオなどを備蓄しておくことも重要ですが、やはり一番は「健康」です。

今回のように電気、水道、ガスなどライフラインが断たれた中では取り分けて「歯の健康」は大事になってきます。

あたたかい食べ物が食べれない状況では必然的に硬い食べ物が多くなってきます。救援物資が届いても満足に噛めない状態では消化も悪く体内への吸収も悪くなるためお身体全体の健康にも余計響いてきます。

また阪神淡路大震災の時にもありましたが、自宅から慌てて逃げる際に入れ歯を紛失された方が今回の震災でも多かったのではないかと思います。入れ歯がなければほとんどの物が食べられません。

そういった観点からもインプラントなど「取り付けの歯」にしておくなど、お口の環境をしっかり噛める状態にしておくことが重要だと考えています。

また歯は突然痛みだすことが多いので定期健診も重要です。

 

「明日は我が身」と混乱が起きやすい時だとは思いますが、皆様におかれましても、まずは落ち着いて行動し、お身体にも十分ご自愛下さい。

 

 

 

 カテゴリ:その他, 東北地方太平洋沖地震, 歯科医療

震災のお見舞いを申しあげます

このたびの震災で、たくさんの方が被災されておりますことを心よりお見舞い申し上げます。

こんな時だからこそ、どうかお気持ちを強くお持ちください。

そして、できることで協力をしてまいりましょう。

 

電力不足と交通状況が不安定なこともあり、通常の診療形態の維持が難しくなっております。

まことに申しありませんが、キャンセル等のお電話をさしあげることもございますので、どうぞご了承くださいませ。

また、患者様のご来院、ご帰宅の困難が予想されるようでしたら、どうぞ遠慮なくキャンセルのご連絡をいただけますようお願い申し上げます。

 

みなさまの安全を最優先してください。

早くこの状況が好転することを祈ります。

 

宮田歯科三田診療所

 カテゴリ:東北地方太平洋沖地震

キシリトールで虫歯予防

弘進会宮田歯科三田診療所の高橋です。

 

「歯を強くする」「虫歯予防」といってテレビコマーシャルでもよく紹介されているキシリトール。一度は耳にしたことがあると思いますが、「どのくらいの効果か」「なぜ虫歯予防になるのか」「使い方は」「商品による違いは」といったことをご存知でしょうか?

 

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まずその効果についてですが、残念ながら「キシリトールを食べていれば虫歯にならない」ということではありません。もちろん歯磨きや食生活が虫歯の発生に大きく関わります。そして歯医者さんでの定期的なクリーニングなどを行った上で、さらに補助的な虫歯予防効果を期待するのがキシリトールです。 

 

では、なぜキシリトールが虫歯予防になるのでしょうか。

 

虫歯は虫歯菌が作り出す酸によってでき、その酸は糖分からつくられます。キシリトールでは虫歯菌が酸を作り出せないため虫歯の原因とならないのです。さらに、酸を作り出せない虫歯菌は繁殖することができず、虫歯菌を減らすという効果があります。

また、その甘みや噛むという運動(ガムの場合)によって唾液の分泌が促進されます。唾液には酸を中和する効果があり、このことも虫歯予防につながっていくのです。

 

 

 

その虫歯予防ですが、その効果を発揮するためには摂取の仕方についてもポイントがあります。

・1日5~7回、毎食後、間食後、就寝前に噛む

・味がなくなっても5分以上噛む

・唾液をすぐに飲み込まない

以上のことでキシリトールの虫歯予防効果がよりが得られます。

 

 

では、キシリトールと名前の付いている商品ならどれでもいいかというと、そうではありません。

選ぶ基準としては以下の点があります

・キシリトールの量が炭水化物中の50%を越えていること

・糖類が0gであること

さらにキシリトールの量は多ければ多いほど効果的です。

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上の成分表では炭水化物27.7g中キシリトールが26.9gなので、キシリトールが多く含まれていることになります。

 

 

正しい知識をもって正しく使えば、手軽に虫歯予防ができるキシリトール。みなさんも取り入れてみてはいかがでしょうか。

なお、掲載した写真の商品は当院の受付にてお求めいただけます。

 

 

 

 カテゴリ:歯科医療

「プチ矯正のススメ」勉強会に参加してきました。

CIMG1915.JPG弘進会宮田歯科三田診療所の藤田です。先日「プチ矯正のススメ」という勉強会に参加してきました。

講師の相原先生はとても気さくで素敵な先生で、とってもためになる、わかりやすい、臨床に即した密度の濃い勉強会で一日があっという間に過ぎてしまいました。 

プロフィールにも書きましたが、私は小さい頃矯正をしてもらったことで歯科に興味を持ち、歯医者になろうと思ったのですが、

大学では矯正より一般歯科診療のほうに興味を持ったため、矯正はほとんどやらずじまいでした。

 

でも、色々な患者さんを拝見するうちに「この前歯がもう少し内側に入ればもっときれいなのに」

「歯並びが込み合ってなければいればもっとお掃除しやすく、もっと噛めるようになるのに」

「この歯がまっすぐ生えていればもっと歯の削る量が少なくていいのに」etc  やっぱり矯正できたらいいなと思うことがたくさんありました。

 この勉強会をきっかけに、もっと技術を磨いてよりよいゴールを患者さんに提案できるようになりたいと思っています。

少し歯並びを変えるだけでも見た目だけでなく、機能、清掃性、など改善でき、結果として歯も長持ちさせることができる、のです。

 「ちょっと歯並びが気になる」「最近上の前歯がでてきた」「下の前歯の歯並びが悪くなってきた」など歯並びがご心配な方はぜひ気軽にご相談くださいね。

こちらの患者さんは低くなった奥歯のかみ合わせをあげて、上の前歯を部分矯正させていただきました。

詳しくはまた別のブログでご紹介いたします。

 

術前                         

CIMG1915 a.jpgのサムネール画像

 

 

 

 

 

 

術後

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 カテゴリ:歯科医療

大人の社会勉強

ひと雨ごとに春は一歩ずつ近づいていますね(たぶん・・・)

宮田歯科三田診療所の相良です

 

先日、大学の恩師の退任祝賀会が盛大に行われました

先生にスカウトされて、なんと司会としてお手伝いをすることになっていたのです!

 

ちゃんと先輩の方が一緒のダブル司会でありましたが、とくにしゃべるのが得意というわけでもなく(むしろ苦手・・・)、どういう理由で私になったのかはいまだに不明ですが、ご依頼があったならば頑張るしかないと、人生はじめての挑戦をすることになりました。

 

私は一ヶ月前より打ち合わせに参加していたのですが、このように大きな会は一年以上も前から準備がすすめられていました。

幹事は退任される先生にご縁の深い大学の先生がたと学外の先輩の数名。

結婚式の準備のように、招待客のリストアップ、会場の確保、招待状の発送、出欠の確認、席次、式の企画・構成、祝辞の依頼、宴会の手配、引き出物の用意などなど・・・本当に膨大な課題を、お仕事の合間にこなされていました。

しかし私がもっともビックリしたのはそこではなく、そんな作業をにこやかに、楽しそうにされていたのです!!

 

「先生が望んでるような和やかな会にしたい」

「先生によろこんでもらいたい」

 

それをいつも感じました。

 

退任される先生はとても温かで、人望に厚い方です。

それに応えようとする師弟愛を実際にみて、私は胸が熱くなりました。

なので私も嬉々として準備に参加させていただきました。

 

みんなの熱い思いが式の成功を導いたと思います。

温かで和やかな会でした。

  

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会が終わった後も、温かなものが心の中に残っています。

なんだか、貴重なことを学ばせてもらった気がします。

 

おまけ

 

滑舌が悪い私はせめてもの努力として早口言葉を練習した結果、

バスガス爆発

赤巻紙青巻紙黄巻紙

東京特許許可局

を言えるようになりました!!

 

しかし、これから練習しなくなると廃用萎縮(使われない機能が衰えていくこと)で再び言えなくなると思いますが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 カテゴリ:その他

入れ歯と見た目と機能の話し。

宮田歯科三田診療所 医長 冨川です。

 

今日は朝から雨ですが、ここ最近少し寒さの厳しさも和らいできたように感じます。

春までもう少しですが季節の変わり目は風邪もひきやすく注意が必要です。

皆様も十分、注意して下さいね。

 

さてさて、今日は入れ歯の症例のお話。

昔から使用している義歯の調整をしに来られた患者様ですが、見てみると何かがおかしい、、、、、、、。

何か全体的なお口元の印象に違和感を感じ患者様に尋ねてみると、やはり患者様も義歯を装着してから10年以上ずっと気になっていたそうです。

「馬の歯みたい」と家族に言われるなど、大変ショックを受け、当時の先生にも相談したが治せないとのことであきらめたとのことでした。

 

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一見普通そうに見えますが、実は下の歯と上の歯との噛み合う位置を咬頭嵌合位と言いますが、その位置がかなり上方にズレているんです。上下の正中線もズレてますが、上の歯より下の歯の方が長いのがわかりますね。

お口元を見ると、、、、、、、、、。

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こんな感じでした。お顔全体のお写真ではないので判断しにくいとは思いますが、見えているのは下の歯だけなのです。

この写真ではお口の力を抜いただけの状態ですので、この状態では下の歯だけが見える方もおられますが、その程度がかなりひどい状態でした。ちょうど下唇の上縁が下の歯の生え際、上唇の下縁に見えている部分が下の歯の真ん中辺り、、、、と言えばお分かりになるでしょうか。しゃべったりお口を開けたりしても下の歯ばかり見えるという状態です。

そこで、、、、、、

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こうなりました。

今まで見えてなかった上の歯が見えてるのがお分かりになるかと思います。

距離にして1センチ以上の誤差があったと思いますが、それに合わせて正中のズレも修正しました。患者様にも大変満足いただき、ご家族の方からも「とても自然できれい」と言っていただけたようです。

よかった、よかったです!!

当初、患者様は旧義歯を作製した時なかなかお口に合わず苦労された経験から

「治せるのなら治したいけど、また噛めなくてつらいのはちょっと、、、、。」

と歯科治療に少し消極的でしたが、治療すると

「もっと大変かと思ってたけど全然大丈夫でした!!治療の技術も進歩してるかもしれないけど、もっと早くに治せばよかった」

とおっしゃっていました。

しかしこれは技術の進歩ではなく、噛み合わせの問題も大きかったと思われます。

噛み合わせは見た目の問題だけでなく、その機能にも大きな影響を及ぼします。

患者様は小さい頃から歯が悪く、治療を繰り返していった結果、義歯を作製することになった訳ですが、旧義歯を作製した時も下の歯だけを治療したということでした。

そうすると当然、噛み合わせを上の歯に合わせて作製するしかないため、今回のように全体の噛み合わせまで目が行き届かないケースが多くあります。

これは義歯に関わらず有歯顎の方も同じことが言えます。

その結果、無理な噛み合わせになり、ご自身の歯でも大変な方がいるくらいですから、義歯では尚更、安定させるのは難しくなります。

しかし、人間とは不思議なもので、そんな合わない義歯も時間はかかりますが慣れてきてしまうんですね。

以前ここでも話しましたが、その「慣れ」を「治った」と解釈し放置することで今度は全身の歪みに繋がり、全身に影響がでる頃には残ったご自身の歯にも多大なダメージを背負っていることになっているケースが大変多く見られます。

 

こういったケースでは、うさぎと亀の話しではないですが歯も同じで、「上下の歯を一度に治すと大変」と思われるかもしれませんが、結果として一度の治療は大変かもしれませんが長い将来を考えるとずっと楽なのです。

 

つらい入れ歯、我慢してませんか??

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 カテゴリ:噛み合わせ, 審美歯科, 歯科医療