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カテゴリ: 噛み合わせ

咬み合わせと健康について②

こんにちは、三田診療所副院長冨川です。
では、先日の続き・・・

なんで健康な歯を削るの?
咬み合わせの調整や治療で健康な歯を削ったり、調整に時間や回数がかかったことはないですか?
咬み合わせの調整や治療はいろいろなことに配慮しなければならず、とても難しいのです。たとえば、、、、、

歯や根の形態
小さな歯に大きな力が掛かる咬み合わせは歯を痛めます。また、根の形態や長さに合わせた力の配分に合わせる必要があります。
骨の密度
一般に上あごは密度が低く、下あごの骨は密度が高いため、咬み合わせの力の配分の際の参考にすることもあります。
あごの動きや位置
単に咬んだときはもんだいなくても、奥歯で物をすり潰すようなあごの動きに対しても邪魔にならないように、調整する必要があります。
上下的な位置関係
整った歯並びに対して上下的に伸びている歯や、その反対に埋もれて見える歯など、歯並びみ乱れがある場合、調整が必要なこともあります。
水平的な位置関係
頬っぺた側の外側にある歯や、舌側の内側にある歯など、歯並びなどの乱れがある場合にも負担がかかることがあり、調整が必要なこともあります。
歯周病の有無
歯周病が進行していると、その分歯を支える骨の量が少ないため、健康な歯と同じような力ではなく、少し咬み合わせの力を弱める調整が必要なこともあります。
素材の違い
自然の歯は、金属やセラミックと硬さが異なるため、被せ物などの時間が経過しているときには咬み合わせの際の力が製作当初と変わっていることもあるため、調整することがあります。

咬み合わせの調整は、ただ歯を僅かに削っているように見えます。しかし実際には、これらすべてのバランスを考えながら、口の中という3次元の空間にバラバラに並んだ歯の、3次元の凸凹を、あごの動きという3次元の動きに合わせて歯を削り合わせる作業が含まれているのです。

 

食べずに長生きすることが本当に幸せでしょうか?
いつまでも食べることに不安の無い幸せな人生を送り続ける事ができるように、私どもが推薦している積極的な歯科治療を受けることを一度検討されてはいかがでしょうか?
医療界でも大腸ファイバー、胃カメラを使用して積極的に早期にポリープなどを除去して健康で長生きしようという考え方が一般的になっており、 痛みなど明らかに症状が出てきてから治療するのでは少し遅い のです。
少し早いかな?そのタイミングが重要になります。
60歳を挟んだ時期に積極的歯科治療法を取り入れ、まず80歳前後まで歯の心配をすることなく生活できることを目指しましょう。
結果、80歳前後で元気でいられた場合、治療の少々の見直しで、万が一100歳を超えるようなことになってもいつまでも楽しく自分の好きなものを一生涯食べられるようにサポートするシステムが宮田歯科の積極的歯科治療法です。
興味のある方は是非ご相談ください。

スタッフ便り:~6月28日院内掲示

 カテゴリ:噛み合わせ, 歯科医療

咬み合わせと健康について ①

こんにちは。三田診療所副院長冨川です。
今日は私が診させていただいている患者様の中で一番多い「咬み合わせ」についてお話します。
患者様の喜ぶ顔を見たいと思い、咬み合わせに問題のある方に頑張っていると口コミなのか噂なのか不思議なもので、咬み合わせで悩まれている患者様を診る機会が多くなります。

そこで今回は「咬み合わせ」の詳しいお話。

お手入れ不足だけじゃない!歯を悪くする原因
皆さんも、定期検診に通って日々のお手入れをきちんとしている人でも、検診のたびに新たな虫歯ができていたり、少しずつ歯が悪くなっている事やそういった話を聞いたことはないですか?
その理由は、歯が悪くなる原因がお手入れ不足以外にあるからです。
歯はプラーク(歯垢)だけでなく、それ以外に余分な力をかけると悪くなります。
お口にトラブルを抱えている人は、気づかないうちに歯に余分な負担をかけていることが多くあります。
その余分な負担は咬み合わせの悪さから来る事が多いのです。
人間の咬む力は平均的に、通常食事をする時で男性が約60㎏、女性が約40㎏といわれています。
そして現代の日本人が一度の食事で「咬む」回数は約60回と言われています。これらの大きな力を支えている上下28本の咬み合わせがズレるとどうなると思いますか?

さらに咬み合わせていない歯があったり、抜けたまま放置していたりするとどうなるでしょう。
咬み合わせのズレは、健康な歯にも大きな負担をかけます。抵抗力のない体が風邪をひきやすいのと同じで、余計な負担をかけられ弱くなった歯は簡単に虫歯になったり歯周病になったりしますし、歯自体が折れてしまったりします。
また咬み合わせのズレは顔の左右にあるお口の筋肉の活動のバランスを壊し、頭痛・めまい・肩こり・しびれ・うつなどを引き起こすこともあります。

歯科治療が咬み合わせを悪くする!?
咬み合わせのズレの原因の1つに歯科治療があります。
残念ながら「咬み合わせ」が歯科治療には非常に重要なことだと気がついていない、咬み合わせを無視して安易に歯を削ったり詰め物や被せものを入れる・・・という事が行われている歯科医院も少なくありません。
そうしたことが行われた結果、体に不調が起こる、せっかく治療したと思ってもまたすぐに歯が悪くなったり、どんどん歯を失ってゆくことになるのです。
咬み合わせはとても繊細なので、治療していない虫歯があったり、歯並びの悪さや親知らずなどでも簡単に歪んでしまいます。
逆に、咬み合わせがズレたせいで虫歯や歯周病が進行しています事もあります。
自分のためになることなので、治療の際に少しでも咬み合わせに違和感があれば遠慮せずに医師に伝えることが大切です。
また、歯周病も原因の1つです。歯周病はあごの骨を溶かし、歯を不安定な状態にしてしまいます。
そうなると正しい咬み合わせの状態からズレていってしまし、咬み合わせの異常を引き起こしてしまいます。

 かぶせ物が高い。 歯並びが悪い。
 片側しか咬めない。 くいしばりがある。
 抜けた歯をそのままにする。 

などがズレの原因になります。

では「良い咬み合わせ」とはどういう状態をいうのでしょうか?
歯は物を咬むための道具であり、その歯を動かしているのは筋肉です。
筋肉が動いて物を咬もうとしたときに、ちょうど良い場所に歯がなければ、筋肉は余計な力を使ったり、歯に余計な負担がかかったりするのです。
切れ味の悪いハサミを使って物を切ろうとすると、腕に余計な負担がかかるのと同じことです。
「良い咬み合わせ」とは、そういった余計な力を使うことなく、自然に咬める状態という事になります。
具体的な治療は、それぞれの患者様にとって、「良い咬み合わせ」である場所に歯をつくるということになります。
患者様が動かすお口に合わせて歯の高さを揃え、上と下のはを咬み合わせる治療です。
(詳しくはホームページの積極的歯科治療法をご覧ください)
また咬み合わせが原因で、からだの歪みが起こっていることはよくあります。
ずれた体を本来あるべき位置に戻すと逆に、新陳代謝は向上します。
ただ歯を削って詰めるだけではなく、体のひずみを開放して、知らぬうちに体の調子が良くなる治療が良い治療だと考えています。

平均寿命が長くなっている今、最後まで元気で楽しい人生を送るためには”健康”に対してきちんと向き合うことが必要です。

②へ続く

 カテゴリ:噛み合わせ, 歯科医療

宮田歯科ゴルフ部 in 石岡ゴルフ倶楽部

今回はDr・高橋のスタッフだよりです(^^)

 

 

宮田歯科にはゴルフをやるスタッフが多く、定期的にラウンドをしています。

今回は茨城県小美玉市にある石岡ゴルフ倶楽部に行ってきました!

 

メンバーは、院長と院長先生の息子さん、副院長、宮田歯科本院の武内先生、

技工士さん2人、僕という計7名です。

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通常、ラウンド前の練習には料金がかかりますが、このゴルフ場はなんとタダ!!

パター・アプローチ・バンカー練習はもちろん、打ちっぱなしも無料でできます!

なので、スタートより一時間以上早くゴルフ場に着き、みっちり練習をしてラウンドに

望みました♪

そしていよいよスタート!

 

この時はその後に起こる惨事を知る由もありません・・・・

コースはバンカーや池が多いものの比較的広くて短めなので、

うまくいけば良いスコアが狙えると思います。

僕は前半41という自己ベストに近いスコアだったので、後半も気合を入れて

スタートしました。

ところが!後半途中から辺りを真っ黒な雲が覆い尽くし、

雷も鳴ったことからプレー中断・・・。

 

急いでクラブハウスにひなんすると、瞬く間に土砂降りの雨。

 

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いわゆる通り雨かと思い暫らく待ってみましたが、一向にやむ気配がないので

やむなく中止となりました。

僕としてはベストに近いペースで回っていただけにとても悔やまれます。

しかし、コース・練習場とも、とてもいいゴルフ場だったので、

また近いうちに行きたいと思います!

 カテゴリ:噛み合わせ

入れ歯と見た目と機能の話し。

宮田歯科三田診療所 医長 冨川です。

 

今日は朝から雨ですが、ここ最近少し寒さの厳しさも和らいできたように感じます。

春までもう少しですが季節の変わり目は風邪もひきやすく注意が必要です。

皆様も十分、注意して下さいね。

 

さてさて、今日は入れ歯の症例のお話。

昔から使用している義歯の調整をしに来られた患者様ですが、見てみると何かがおかしい、、、、、、、。

何か全体的なお口元の印象に違和感を感じ患者様に尋ねてみると、やはり患者様も義歯を装着してから10年以上ずっと気になっていたそうです。

「馬の歯みたい」と家族に言われるなど、大変ショックを受け、当時の先生にも相談したが治せないとのことであきらめたとのことでした。

 

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一見普通そうに見えますが、実は下の歯と上の歯との噛み合う位置を咬頭嵌合位と言いますが、その位置がかなり上方にズレているんです。上下の正中線もズレてますが、上の歯より下の歯の方が長いのがわかりますね。

お口元を見ると、、、、、、、、、。

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こんな感じでした。お顔全体のお写真ではないので判断しにくいとは思いますが、見えているのは下の歯だけなのです。

この写真ではお口の力を抜いただけの状態ですので、この状態では下の歯だけが見える方もおられますが、その程度がかなりひどい状態でした。ちょうど下唇の上縁が下の歯の生え際、上唇の下縁に見えている部分が下の歯の真ん中辺り、、、、と言えばお分かりになるでしょうか。しゃべったりお口を開けたりしても下の歯ばかり見えるという状態です。

そこで、、、、、、

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こうなりました。

今まで見えてなかった上の歯が見えてるのがお分かりになるかと思います。

距離にして1センチ以上の誤差があったと思いますが、それに合わせて正中のズレも修正しました。患者様にも大変満足いただき、ご家族の方からも「とても自然できれい」と言っていただけたようです。

よかった、よかったです!!

当初、患者様は旧義歯を作製した時なかなかお口に合わず苦労された経験から

「治せるのなら治したいけど、また噛めなくてつらいのはちょっと、、、、。」

と歯科治療に少し消極的でしたが、治療すると

「もっと大変かと思ってたけど全然大丈夫でした!!治療の技術も進歩してるかもしれないけど、もっと早くに治せばよかった」

とおっしゃっていました。

しかしこれは技術の進歩ではなく、噛み合わせの問題も大きかったと思われます。

噛み合わせは見た目の問題だけでなく、その機能にも大きな影響を及ぼします。

患者様は小さい頃から歯が悪く、治療を繰り返していった結果、義歯を作製することになった訳ですが、旧義歯を作製した時も下の歯だけを治療したということでした。

そうすると当然、噛み合わせを上の歯に合わせて作製するしかないため、今回のように全体の噛み合わせまで目が行き届かないケースが多くあります。

これは義歯に関わらず有歯顎の方も同じことが言えます。

その結果、無理な噛み合わせになり、ご自身の歯でも大変な方がいるくらいですから、義歯では尚更、安定させるのは難しくなります。

しかし、人間とは不思議なもので、そんな合わない義歯も時間はかかりますが慣れてきてしまうんですね。

以前ここでも話しましたが、その「慣れ」を「治った」と解釈し放置することで今度は全身の歪みに繋がり、全身に影響がでる頃には残ったご自身の歯にも多大なダメージを背負っていることになっているケースが大変多く見られます。

 

こういったケースでは、うさぎと亀の話しではないですが歯も同じで、「上下の歯を一度に治すと大変」と思われるかもしれませんが、結果として一度の治療は大変かもしれませんが長い将来を考えるとずっと楽なのです。

 

つらい入れ歯、我慢してませんか??

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 カテゴリ:噛み合わせ, 審美歯科, 歯科医療

歯並びと噛み合わせ

宮田歯科三田診療所 医長 冨川です。

今年も気付けばあと少し。

ほんと1年があっという間に過ぎるようになりました。

これっていつ頃からなのだろうか?

ちょっと忘れてしまいましたが、以前何かでその理由が載っていたのを覚えています。

それによると子供の頃は単純に「初めて目にするものが多いために刺激が多い」からというのもあるみたいですが一番は「代謝が良い、早い」ことが理由だそうです。

昔からある有名な説明に「ジャネーの法則」というものがありますね。同じ1年でも10歳と60歳とでは人生での比率が10分の1と60分の1で全く違うため、高齢者はその分、同じ時間でも短く感じるという説明です。

けれどこれでは理解できても何か納得できないようなことありませんか?

昔は夏休みなんてホント長く感じていたのに、、、、、。

そこで僕が納得した理由が「代謝」でした。

みなさんもご存知の通り子供は平均体温も高く代謝も早いですね。

身体の状態が活発であれば心的時計は速く進み、不活発であれば進み方は遅くなる。高齢になると一般に代謝は低下する。そこで心的時計の進み方が鈍り、時間の経過を速く感じるという説明が可能だそうです。

う~ん、なるほど、、、。子供の頃は忙しなく落ち着きがなかった分、物事に対する興味が絶えず時間が過ぎるのも遅かったわけだ。

要は熱中しているかそうでないかってことですね。大人でも趣味やゲームなどに熱中しているときは、時間は非常に短く感じますし、また逆に、講義や授業、バスや電車の待ち時間といった、自分にとって興味の無いものをしているときの時間は非常に長く感じますものね。

 

いくつになってもいろいろなことに興味をもって挑戦していきたいですね。

僕にとっては今は仕事がそれですね(笑)

すいません、、、、前振りが長くなってしまいました、、、、、。

 

では最後に少し歯のお話。

 

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全体的な歯並びの異常により前歯の方がほとんど噛んでないのがわかりますね。

逆に奥歯の方だけが噛んでいる状態です。

このような状態で長年使用しますと奥歯が負担過重になり、トラブルを引き起こします。

現にこの患者様も左下の奥歯は歯の根が割れてしまい抜くことになったそうですが今回さらにその手前の奥歯も根破折の疑いが出てきました。

この状態で奥歯が2本なくなりますと左側ではほとんど歯が接触しないばかりか、インプラントや義歯を作製してもうまくいきません。

 

いろいろな治療法の中から患者様と相談した結果、、、、、、

 

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こうなりました。。

前歯でもしっかり噛めるようにすることで奥歯に余計な力がかからないようになりました。

この状態からなくなった奥歯を補綴していきます。

そうすれば義歯やインプラントなども長持ちしますし、他のご自身の歯が再度破折することの予防にもなります。

一見奥歯だけの問題に見えるお口の問題、、、、、。

実はお口全体の問題に繋がっているんですね。

 

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