歯周病治療 PERIODONTAL 1 minute walk from Akabanebashi Station. A beautiful mouth is a source of confidence.
We protect your dental health with treatments that look ahead 10 to 20 years.

歯周病を悪化させないために早期発見が重要です Early Detection Matters

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歯周病は、日本人が歯を失う最大の原因と言われています。この病気の怖さは、歯そのものではなく、歯を支える土台である歯ぐき(歯肉)や顎の骨(歯槽骨)が破壊されていく点にあります。初期段階では痛みなどの自覚症状がほとんどないため、異変に気づいた時には手遅れになっているケースも少なくありません。だからこそ、早期に状態を把握し、継続的な管理を行うことが将来の健康を守る鍵となります。

当院では人生100年時代を見据え、目先の痛みを取るだけでなく、一生涯ご自身の歯でおいしく食事ができる未来を目指しています。大切な歯を守り続けるために、私たちと一緒に、今からお口の環境を整えていきましょう。

歯周病の原因

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歯周病の発症に深く関係しているのが、歯の表面や歯と歯肉の境目に付着するプラークです。プラークは単なる汚れではなく、細菌が集まった塊であり、時間の経過とともに歯肉の炎症を引き起こします。十分に除去されない状態が続くと、歯石へと変化し、毎日の歯磨きなどのセルフケアだけでは取り除くことが難しくなります。
歯石の表面は細菌が付着しやすいため、歯周病の進行を助長する要因となります。そのため、日々のブラッシングによるセルフケアに加え、歯科で行う専門的なクリーニングを取り入れることが、歯周病の予防と管理につながります。

プラーク(細菌)以外の原因 Cause

歯周病は細菌感染が主な原因ですが、以下のような要因が重なることで、発症や進行に影響することがあります。

  • 喫煙

    タバコに含まれる成分は歯肉の血流を低下させ、免疫機能の働きを妨げます。また、ヤニの付着により歯の表面がざらつき、プラークが付着しやすくなります。

  • ホルモンバランスの変化

    思春期や妊娠中、更年期などでは歯肉が敏感になり、炎症が起こりやすくなることがあります。

  • 歯ぎしり・食いしばり

    無意識に強い力が歯に加わることで、歯を支える組織に負担がかかり、歯周病の進行を助長する場合があります。

  • 口呼吸

    口腔内が乾燥しやすくなり、唾液の自浄作用が低下することで、細菌が増えやすい環境になります。

  • 服用している薬の影響

    降圧剤や免疫抑制剤などの一部の薬では、副作用として歯肉が腫れやすくなることがあります。

Progression & Symptoms 歯周病の進行と症状

  • 歯周病の進行と症状 イメージ1

    健康な歯周組織

    健康な状態では、歯肉はきれいなピンク色をしており、引き締まっています。歯と歯肉の間にある歯周ポケットの深さは1〜2mm程度で、歯槽骨にも異常は認められません。この状態を維持するためには、日々のセルフケアに加え、3〜6ヶ月に一度を目安とした定期検診を受け、専門的なクリーニングを継続することが重要です。

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    歯肉炎

    歯肉炎は、歯周病の初期段階にあたります。歯肉が赤く腫れ、歯磨きの際に出血することがありますが、炎症は歯肉のみにとどまっており、歯槽骨への影響はありません。歯周ポケットは2〜3mm程度です。適切なブラッシングの継続と、定期的なメインテナンスや歯石除去によって、健康な状態への改善が期待できます。

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    軽度の歯周炎

    炎症が進行すると、歯肉だけでなく歯を支える歯根膜や歯槽骨にも影響が及び始めます。歯肉の赤みが強くなり、歯周ポケットは3〜4mm程度まで深くなります。この段階では、正しいブラッシング方法を身に付け、セルフケアを見直すことが重要です。そのうえで、スケーリングによる歯石除去を行い、口腔内環境を整えていきます。

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    中等度の歯周炎

    中等度になると、歯肉の腫れや出血が顕著になり、歯槽骨の吸収も進行します。歯周ポケットは4〜6mm程度まで深くなり、汚れがたまりやすい状態になります。基本的な歯周病治療に加え、歯根面に付着した歯石をルートプレーニングによって丁寧に除去します。これらの処置で十分な改善が見られない場合には、外科的な治療が検討されることもあります。

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    重度の歯周炎

    重度の歯周炎では、歯肉の発赤や腫脹に加え、痛みや排膿、歯の動揺が現れることがあります。歯周ポケットは10mm前後に達し、歯槽骨が大きく失われることで、歯を支える機能が著しく低下します。保存的な治療や歯周外科処置が検討されますが、歯周組織の状態によっては抜歯が適応となる場合もあります。

  • フロー_A_06 飾り
  • フロー_A_06 飾り

身体への負担に配慮したGBT
(ガイデッド・バイオフィルム・セラピー)

身体への負担に配慮したGBT イメージ

一般的なメインテナンスでは、器具を用いて歯の表面や歯周ポケット内の歯石やプラークを除去しますが、細菌のかたまりであるバイオフィルムの位置を正確に確認することは難しい場合があります。そのため、細部に汚れが残ったり、処置時に刺激を感じたりすることがあります。
スイス発祥の予防システムGBTでは、専用の染め出しを用いてバイオフィルムを可視化したうえで、エアフローなどの機器を使用し、水と空気のジェットで汚れをやさしく除去します。

器具が歯に直接触れる機会を抑えながら清掃を行うため、歯や歯肉への負担を軽減しつつ、効率的なケアが可能です。この方法は、従来の歯石除去に苦手意識がある方や、知覚過敏、歯肉がデリケートな方にも配慮されたメインテナンスとして用いられています。

GBTの主な特徴
バイオフィルムの可視化と除去染め出しによって細菌の付着部位を把握し、汚れを確認したうえで処置が可能
歯や歯ぐきにやさしい研磨剤や強い薬剤を使用せず、水と微細なパウダーを噴射するため、歯や歯肉への負担を抑えられる
痛みが少ない従来の器具で強く削らないので、強い刺激を感じず治療時の違和感も軽減される
治療時間の短縮細部まで短時間で効率的に汚れを落とすことができる
幅広いケースに対応虫歯・歯周病予防だけでなく矯正中、インプラント治療後の定期メインテナンスにも有効

歯周外科治療による
重症化から歯を守るための
アプローチ
Approach

歯周病は、基本的なクリーニングやセルフケアの改善によって状態が安定することが多い疾患です。しかし、歯周ポケットが深く、通常の治療では十分な改善が見られない場合には、外科的な治療が検討されることがあります。歯周外科治療は、炎症の原因となる汚れや感染組織を直接確認し、口腔内環境の改善を図ることを目的としています。

  • フラップ手術 イメージ

    フラップ手術

    歯肉を一時的に切開して持ち上げ、肉眼で直接確認しながら歯の根の深い部分にこびりついた汚れや感染組織を徹底的に除去する手法です。通常の器具では届かない暗所の汚れを確実に取り除けるため、炎症の消失と歯肉の引き締まりを促します。
    処置後は歯肉を元の位置に戻して縫合することで、清掃性が格段に向上し、再発リスクの低い安定したお口の状態を取り戻せる可能性が高まります。「抜歯を回避し、歯を長持ちさせる」ための有効な手段といえます。

  • 歯周組織再生療法 イメージ
    歯周組織再生療法
    (リグロスなど)

    歯周組織再生療法は歯肉の下で溶けてしまった「歯槽骨(あごの骨)」や、歯と骨を繋ぐ「歯根膜」などの歯周組織の回復を目指す治療法です。
    当院ではリグロス等の薬剤を塗布することで、本来は再生しにくい組織の回復を促します。かつては抜歯しか選択肢がなかったような重度の症例でも、骨を再生させることで歯を保存できる可能性が広がりました。
    症状や骨の欠損の状態によって適応が判断されるため、すべての症例に行われるわけではありませんが、歯の保存を検討する際の選択肢の一つとなります。

歯周病と全身疾患の関係

歯周病と全身疾患の関係 イメージ

歯周病は、お口の中だけでなく全身の健康を脅かす要因となることが明らかになっています。歯周病菌や炎症物質が毛細血管から血液に入り込み、全身を巡ることで様々な疾患に悪影響を及ぼすためです。
特に糖尿病とは密接な相互関係にあり、歯周病が悪化すると血糖値のコントロールが困難になり、逆に治療を行うことで糖尿病の状態が改善することも報告されています。

また、妊娠中の歯周病は、炎症物質が子宮の収縮を促し、早産や低体重児出産のリスクを大幅に高めるため注意が必要です。このほか、心疾患や誤嚥性肺炎、認知症との関連も指摘されており、お口の健康を守ることは、全身の疾患を予防し、健やかな人生を送るための第一歩といえます。

FLOW 歯周病治療の流れ

当院では、現在のお口の状態を正確に把握したうえで、原因にアプローチし、再発予防までを見据えた治療を段階的に行っています。

  • 歯周病治療の流れ イメージ1

    診査・診断

    歯肉の状態を確認するため「プローブ」と呼ばれる細い器具を歯と歯肉の境目にやさしく挿入し、歯周ポケットの深さや出血の有無、歯肉の腫れや赤み、弾力、歯の動揺などを確認します。あわせてレントゲン撮影を行い、肉眼では確認できない歯槽骨の状態を調べることで、炎症の範囲や他に異常がないかを総合的に判断します。

  • 歯周病治療の流れ イメージ2

    ブラッシング指導

    歯周病治療の基本は、日々のセルフケアの改善です。歯科衛生士が患者様一人ひとりのお口の状態に合わせて、磨き残しが起こりやすい部分や正しいブラッシング方法や、お口に適した道具を丁寧にお伝えします。正しい歯磨きを継続し、歯垢を適切に除去することで、歯周病菌や虫歯菌の増殖を抑えられます。

  • 歯周病治療の流れ イメージ3

    スケーリング
    (歯肉縁上の歯石除去)

    プラークは歯ブラシで落とすことができますが、磨き残しが続くと時間の経過とともに硬くなり、歯石へと変化します。歯石は表面がざらついているため、細菌が付着しやすく、歯周病を進行させる原因となります。
    スケーリングでは、専用の器具を使用して歯肉の上に付着した歯石を丁寧に取り除きます。歯ブラシでは落とせない汚れまで除去することで、炎症の改善を促します。

  • 歯周病治療の流れ イメージ4

    治療効果の確認

    ブラッシングと歯石除去後の歯肉の状態を確認するための 再検査を行います。治療後およそ1週間を目安に来院していただき、炎症の有無や清掃状態などを詳しく確認します。この検査結果を もとに、今後の歯周治療をどのように進めていくか、あるいはメインテナンスに移行するのかを検討していきます。

  • 歯周病治療の流れ イメージ5

    ディープスケーリング
    (歯肉縁下の歯石除去)
    ※必要に応じて

    歯周病が進行すると、歯周ポケットが深くなり、その内部に硬い歯石が付着します。歯肉の下にたまった歯石はセルフケアでは除去できず、炎症を長引かせる原因となります。
    ディープスケーリングでは、専用の器具を用いて歯周ポケットの奥に付着した歯石を1本ずつ丁寧に取り除きます。歯周病治療における重要な工程で、数回に分けて行うこともあります。

  • 歯周病治療の流れ イメージ6

    PMTC

    専用の器具を使用して歯の表面を丁寧に磨き、微細な凹凸をなめらかに整えます。歯の表面が滑らかになることで、プラークや着色汚れが付着しにくい状態を保ちやすくなります。ブラシやゴム製の器具で仕上げることにより、舌触りのよい清潔な歯へ導き、日常のセルフケアもしやすくなります。

  • 歯周病治療の流れ イメージ7

    治療効果の確認

    歯周病治療が一通り終了した後、歯肉の状態や歯周ポケットの改善状況を確認するための再検査を行います。治療後およそ1ヵ月を目安に来院していただき、炎症の有無や清掃状態などを詳しく確認します。この診査結果をもとに、今後の定期検診の間隔やメインテナンス方法を検討し、治療から予防・維持管理の段階へと移行します。

  • 歯周病治療の流れ イメージ8

    メインテナンス

    歯周病は再発しやすい病気です。健康な状態を維持するために、定期的なチェックとプロフェッショナルケアを継続することが重要です。当院では、目的やご希望に合わせて2種類の定期検診コースをご用意しています。

  • フロー_A_06 飾り
  • フロー_A_06 飾り

保険治療での定期検診 Regular Insurance Checkups

  • 保険診療の決められた範囲での受診(だいたい1~3ヵ月)
  • 1回あたりの所要時間:30分~1時間
  • 必要最低限のケアを保険の範囲内で行います

自費治療での定期検診(予防歯科) Privatepay Checkups

  • 1~6ヶ月など、ご希望のタイミングで受診可能
  • 予防歯科専任の歯科衛生士が担当
  • 検査から歯石除去・クリーニングまでを1度に実施
  • 所要時間:1~2時間
  • お口の健康維持・予防を重視したオーダーメイドのメインテナンスです
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