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全身疾患と歯周病②「糖尿病」

本日は「糖尿病」について。

 

糖尿病の血糖コントロールがなされていないと歯周疾患が悪化する。

という事は広く知られています。

 

なぜ糖尿病で歯周疾患が悪化するのか?(/_;)

 

糖尿病とは血糖値が高くなる病気です。

その高血糖状態が口腔内に次のような悪影響を及ぼします(+o+)

 

①歯周病菌に感染しやすくなる!

高血糖状態では細菌を食べてくれる好中球の働きが低下します。

細菌に対する抵抗力が減少し、

感染症である歯周疾患にかかりやすい状態になります。

 

②歯周疾患にかかると治りにくい!

組織の修復力が低下するため、

歯周病にかかって傷ついた組織が修復せず、歯周病がどんどん進行していきます。

抜歯後の傷の治りも悪いです。

 

③歯周病菌が繁殖しやすい!

高血糖状態では尿がたくさんでます。

そのため体内の水分が減り、唾液が減少して口が渇くようになります。

唾液には自浄作用といって口腔内の汚れを洗い流す作用があります。

それの機能が衰える事で歯周病菌が繁殖しやすく、虫歯にもなりやすくなります。

 

HbA1Cが6.5以上の場合このようなリスクが高くなります。

 

治療方法は?

 

歯科でできることは「プラークコントロール」です。

歯周病とは「プラークの感染」によって起こる病気です。

原因となる「プラーク」を減少させる事が重要になります。

一番はご自宅でのブラッシングの仕方の改善。

歯科では「プラークが付きにくい環境を作るクリーニング」を行います。

 

そして

「血糖値をコントロールする」

「歯周病に感染しにくい口腔内を作る」

という事になりますので全身状態の管理も重要となります。

 

それとは逆に最近では

「歯周疾患を治す」

「糖尿病」の血糖コントロールが良くなる

といった報告例がたくさんあり、そちらも研究が進められています。

いずれにせよ、どちらからのアプローチも大切だ、という事ですね(*^_^*)

 

次回は「心疾患」について。

 

花粉によるくしゃみの音を上品にするのはどうしたら良いのか悩む…もののハックショイ((+_+)) 予防歯科DH.M

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